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記事詳細
「難聴があるとマスクで聞き取りが悪くなる」と当院の補聴器症例について
感染対策でマスクを着用される方が増えている状況ですが、
マスクを着用されて喋られる方の言葉を聞き取ることは
難聴のある方にとって大変難しいことです。
実際、
マスク下のコミュニケーションでは、
聴力が不良になるにつれて、
言葉の聞き間違いを増やすことが報告されております。
(参考:齋藤修ら、Audiology Japan Vol.61,No.5 2018)
簡単にできる対策として、
自分から相手に「難聴があるため、マスクをしていると聞こえにくい」と伝えること、
周囲の雑音を減らしてもらう配慮、
言葉を大きな声でゆっくり喋ってもらう配慮、
があります。
さらに、
聞き間違いを減らす有効な方法の一つとして、
聴力や使用環境に合うようできるだけ調整した補聴器を装用することがあります。
そのために大事なことは、
医学的に補聴器が効果があるかどうか判断(補聴器適合検査)できる耳鼻咽喉科で相談することです。
当院には、
補聴器相談医・補聴器適合判定医の資格を持つ院長と、
補聴器調整行う言語聴覚士が在籍しており、
補聴器店の認定補聴器技能者と協力し、
自院で補聴器適合検査を実施しております。
おかげさまで、
2017年1月~2020年10月までに
276症例の補聴器症例の診療を行うことができました。
これから補聴器を考えている方、
ご自分の補聴器に満足されていない方は、
ご希望があれば、
まずは電話でご相談ください。
(0942-38-0801、090-3418-8733、090-1343-3387) -
診療時間
月 火 水 木 金 土 9:00-13:00 ○ ○ × ○ ○ ○ 14:30-20:00 ○ ○ ○ ○ ○ △ ※受付は19時30分までです。なお、日曜・祝日は休診日です。水曜は午後のみ△土曜午後は14時〜17時となります。
医療法人はかたみち
はかたみち耳鼻咽喉科
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TEL:0942-38-0801 / 090-1343-3387