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2023年9月の診療時間変更と特殊診療のお知らせ
2023.09.01
9月は下記日程で診療時間が変更となります。
<非常勤医師勤務>
9月2日(土曜日):福岡日赤病院部長の髙岩一貴先生(1日)・院長宮地英彰勤務(午前のみ)。
9月13日(水曜日):14時30分~18時までは元山口日赤病院部長の菊池奈美先生・院長宮地英彰勤務。18時~20時は院長のみ勤務。
9月15日(金曜日):17時~20時までは九州大学耳鼻咽喉科准教授の松本希先生の聴覚専門診療。
9月16日(土曜日):福岡日赤病院部長の髙岩一貴先生勤務(1日)・院長宮地英彰勤務(午前のみ)。
<休診>
なし
<診療時間変更>
9月15日(金曜日):午後の一般診療は17時まで(17時から20時まで九州大学病院耳鼻咽喉科准教授の松本希先生による聴覚専門診療。希望者は電話でご相談ください)。言語聴覚部門は20時まで。
9月25日(月曜日):午後診療は19時まで(カンファレンス参加のため)
<祝日>
9月18日(月曜日):敬老の日
9月23日(土曜日):秋分の日
どうぞよろしくお願いいたします。
下記日程において通常診療とは別に、
非常勤医師と言語聴覚士の先生による完全予約制の特殊診療を行っております。
1、「吃音(詳細はここをクリック)・言葉の遅れの相談・言語訓練(完全予約制)」(言語聴覚士が担当。まずは電話でご相談ください。)
当院では、吃音や言葉の遅れや発音の不明瞭さの症状で困る本人・家族・支える先生方の力になるために、専門の非常勤言語聴覚士や当院言語聴覚士による、言葉の相談・訓練を行っております。
(言語聴覚士からのコメント):
「吃音症状については、症状軽快を目的(完治目的ではありません)とした直接的な発話訓練(軟気性発声や弾力的な発話速度、随伴症状に対する指導など)や自己の発話に対する適応的な認知を獲得し社会参加への意欲を高めることを目的とした認知行動療法的アプローチ(吃音の正しい知識や自己評価など)を行い、本人・家族が学校や社会の中で自信をもって活動することを目指したいと思います。」
なお当院では幼児の吃音症と診断された症例の中で、適応があり、希望される方に対して、オーストラリアで開発された行動療法に基づく幼児の吃音治療プログラムであるリッカムプログラムの講習を受けた言語聴覚士による訓練も行っております。
(発吃頻度をゼロにすることを保証するものではないことをご理解ください。)
(注意)新たに発達障害や精神疾患が疑われた場合は、大学病院や総合病院や子ども未来部幼児教育研究所などの専門機関へ紹介させていただきます。上記は保険診療で行います。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
2、「吃音専門診療(完全予約制)(詳細はここをクリック)」(大学病院の吃音専門医師による診療となります。まずは電話でご相談ください。)
当院では、吃音症で困る本人・家族・支える先生方の力になり、高い自己肯定感をもって生活することを応援するために、吃音症を専門とする耳鼻咽喉科医師による吃音診療を行っております。事前に当院言語聴覚士による評価が必要になります。
(非常勤耳鼻咽喉科医師からのコメント):
「幼児から学齢期、思春期、青年期、高齢者までの相談経験は500名以上、その経験から、吃音のある本院が、自分の吃音についてどう思っているのかをオープンに話す手伝いもしています。なかなか家庭で吃音の話をオープンにしようとしても、どうオープンに話したらいいのか?に悩んでいる家族の方には参考になると思います。吃音のある本人がより良く生きていくための作戦会議を行いたいと思います。」
(発吃頻度をゼロにすることを保証するものではないことをご理解ください。)
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
3、「COR(条件詮索反応聴力検査)やピープショウテスト(遊戯聴力検査)やOAEやAABRやASSR(鎮静が不要な年齢のみ)による幼児聴覚評価(完全予約制)」(常勤言語聴覚士が担当。まずは電話でご相談ください。)
当院では、難聴や言葉の遅れの早期発見・早期治療につなげるために、当院言語聴覚士による評価を行っております。COR等検査の他、ティンパノメトリーやDPOAE検査やAABRやASSR(鎮静が不要な年齢まで)や乳幼児発達検査なども行っております。
あらたに聴力障害が疑われた場合は、鎮静下の他覚的聴力検査(ABRまたはASSR)やCR/MRIによる原因検索が実施可能な大学病院や総合病院に紹介するだけでなく、久留米聴覚特別支援学校へ紹介させていただき、聴覚障害に対して連携して対応することに重点を置いて診療しております。
(注意)新たに発達障害が疑われた場合は、大学病院小児科や総合病院小児科や子ども未来部幼児教育研究所などの専門機関へ紹介させていただきます。上記は保険診療で行います。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
4、毎週月曜日14時30分~19時30分まで:「音声・嚥下訓練(完全予約制)(詳細はここをクリック)」(音声嚥下障害診療専門病院の非常勤言語聴覚士・当院言語聴覚士が担当。まずは電話でご相談ください。)
当院では、飲み込みの問題(嚥下障害:食事の時のむせ、食べ物がのどにひっかかる、食事に時間がかかる、食べる量や体重が減ってきた、痰や熱が続くなどの呼吸器症状など)で困り、希望する食事が食べたい・少しでも改善したい・これ以上悪化させたくないと考えている本人・家族・支える医療スタッフの力になるため、音声嚥下障害診療専門の非常勤言語聴覚士と当院言語聴覚士による嚥下訓練を行っております。
当院に来院でき、院長の診察後に嚥下訓練の適応があり希望がある方に対して、訓練にあたります。上記は保険診療で行います。
また、嚥下リハビリテーションの分野で感覚刺激療法として徐々に注目され少しずつ効果が報告されているジェントルスティムを2016年3月より導入し、嚥下訓練に利用しております。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
5、「補聴器診療」(詳細はここをクリック)(院長と言語聴覚士と認定補聴器技能者が協力して対応。まずは電話でご相談ください。)
当院では、聞こえないことに困り、聞こえる力を改善させたいと希望する本人・家族・医療スタッフの力になりたいと考え、耳鼻咽喉科医師・言語聴覚士・認定補聴器技能者による補聴器診療を行っております。
まずは、①問診、②鼓膜の診察など耳鼻咽喉科一般検査、③聴力検査や語音明瞭度検査などの検査を行い、結果説明や治療方針説明を行います。その中で補聴器による聴覚リハビリの適応があり、希望がある方に対して、補聴器による聴覚リハビリテーションを行っております。
(補聴器の効果確認(補聴器適合検査)について):
医療機関の言語聴覚士が担当し、防音性能の高い大型聴力検査室で行うことが大事であり、当院には常勤の言語聴覚士と、防音性能の高い大型聴力検査室があり、車椅子での検査や調整も可能です。
上記は保険診療で行います。
補聴器については、2,3ヶ月の無料貸出期間があり、自宅や学校や職場などで効果を実感した上で希望する補聴器を認定補聴器技能者の方から購入していただけます。
側頭骨CTやMRIなどの精密検査の必要性や手術療法の適応がある場合は、実施可能な総合病院へ紹介しております。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
6、「耳鳴り診療」(詳細はここをクリック)(院長と言語聴覚士と認定補聴器技能者が協力して対応。まずは電話でご相談ください。)
当院では、耳鳴に困り、日常生活に支障が出ている方の苦痛を減らし、力になりたいと考え、耳鼻咽喉科医師・言語聴覚士・認定補聴器技能者による耳鳴り診療を行っております。
まずは、①WEB問診(THIなど)、②鼓膜の診察など耳鼻咽喉科一般検査、③聴力検査や耳鳴り検査、④心理検査(SDS、STAI)など検査を行い、治療方針の説明を行います。その後、治療の適応があり希望がある方に対して、⑤適応がある方に薬物療法、⑥音響療法(耳鳴りを消失させるのが目的ではなく、順応が起きることで耳鳴りに対する苦痛を軽減させる治療法である「TRT」や、適応があり希望される方に対して補聴器から音を入力することにより中枢の過活動を制御する効果や補聴器を通して背景雑音が入ることにより耳鳴のコントラストを少なくする効果があるとされる「補聴器による音響療法」)、を行っております。
(音響療法の効果について):
一部もしくは完全なマスキングによる効果、耳鳴とコントラストを少なくすることによる順応の効果、耳鳴によるストレスや緊張を和らげる効果、耳鳴への注意をそらす効果、リラックス効果、耳鳴りに関連する大脳皮質の再構築と活性化などが期待される治療です。
(補聴器の効果確認(補聴器適合検査)について):
医療機関の言語聴覚士が担当し、防音性能の高い大型聴力検査室で行うことが大事であり、当院には常勤の言語聴覚士と、防音性能の高い大型聴力検査室があり、車椅子での検査や調整も可能です。
上記は保険診療でおこないます。
補聴器については、2,3ヶ月の無料貸し出し期間があり、自宅や学校や職場などで効果を実感した上で希望する補聴器を認定補聴器技能者の方から購入していただけます。
頭部MRI検査が必要な場合や、うつ病を伴う場合や、不安や不眠が強く専門的な精神療法が必要な場合は、総合病院や心療内科へ紹介しております。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
7、「嚥下障害診療(小児から高齢者まで)(詳細はここをクリック)」(院長と看護士と言語聴覚士が担当。まずは電話でご相談ください。)
院長は嚥下障害の方の力になるため、2008年より大学院で嚥下障害の臨床研究を行っておりました。開業後も力になりたいと言う思いを持ち続け、飲み込みの問題(嚥下障害:食事の時のむせ、食べ物がのどにひっかかる、食事に時間がかかる、食べる量や体重が減ってきた、痰や熱が続くなどの呼吸器症状など)で困り、希望する食事が食べたい・少しでも改善したい・これ以上悪化させたくないと考えている本人・家族・支える医療スタッフの力になりたいと考え、耳鼻咽喉科医師・看護師・言語聴覚士による嚥下障害診療を行っております。事前に詳細な問診(可能であれば主治医からの紹介状)が必要となります。
実施内容は、①院内での嚥下内視鏡検査(小児用喉頭ファイバーあり)・2020年から嚥下造影検査、②来院できる軽度から中等度の嚥下障害の方へのリハビリ、③移送や移乗が困難な方やベッド上安静が必要で往診での対応が必要な方への往診での嚥下内視鏡検査を含む嚥下機能評価(往診の場合実施できる内容に限界があります)、となります。かかりつけ医や施設や療育機関への情報提供も行っております。
肺炎治療が必要な場合は、かかりつけ内科や総合病院内科へ紹介させていただきます。
パーキンソン病等神経筋疾患等を疑い精査必要な場合は、神経内科や脳神経外科へ紹介させていただきます。
嚥下機能改善・誤嚥防止術が必要な場合は、大学病院や福大筑紫病院や福岡山王病院など総合病院耳鼻咽喉科へ紹介しております。
上記は保険診療で行います。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
8、9月15日(金曜日)17時~20時:「聴覚専門診療」。大学病院の聴覚専門医師(九州大学耳鼻咽喉科准教授の松本希先生)による診療となります。まずは電話でご相談ください。
当院では聴覚障害で困る方や支える家族や周囲の方々の力になるため、また聴覚のことで専門的な相談がしたいとお困りの方の力になるため、聴覚専門の耳鼻咽喉科医師による診療を不定期に行っております。
総合病院や大学病院でのCT/MRIでの画像検査や、鎮静下でのABR/ASSR検査や手術が必要な症例は、他医療機関に紹介させていただきます。
上記は保険診療で行います。
電話:090-3418-8733(サーヨーイハ、ハナミミ♪)
以上の特殊診療では、当院への電話が必要です。ご確認ください。 -
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診療時間
月 火 水 木 金 土 9:00-13:00 ○ ○ × ○ ○ ○ 14:30-20:00 ○ ○ ○ ○ ○ △ ※受付は19時30分までです。日曜・祝日は休診日です。水曜は午後のみ△土曜午後は14時〜17時となります。
※火曜・金曜の午後一般診療は17時までで、17時~20時までは言語聴覚療法のみとなります。医療法人はかたみち
はかたみち耳鼻咽喉科
〒830-0003
福岡県久留米市東櫛原町450-1
TEL:0942-38-0801 / 090-1343-3387