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記事詳細
<当院で実施しているインサートイヤホンの特徴>
当院で使用しているインサートイヤホンの説明をします。
聴力検査用の小型・軽量のイヤホンで、
左右耳別の気導聴力測定が可能になります。
気導受話器(耳載せ形・耳覆い形=ヘッドホン)との比較では、
(1)小型・軽量であるため、低年齢児に装着しやすい
(2)両耳間移行減衰量が大きい(70dB入力までマスキングは不要)
(3)室内騒音の最大許容音圧レベルが高い(遮音性能がD30~40相当)
という特徴があります。
インサートイヤホンは特に以下の場面で重宝されます。
それは、
電話ボックスタイプの防音室(DR-35や40等)での聴力閾値の測定場面です。
暗騒音が50dBの条件では、
ヘッドホンを使用した聴力検査では、
周囲の騒音(暗騒音)に影響され、
低音域の聴力閾値が悪く出ることがあります。
一方、
インサートイヤホンを使用した聴力検査では、
低音域の聴力を正確に評価できます。
そのため、
当院での聴力検査結果と他での聴力検査結果(特に低音域)が大きく異なる場合は、
インサートイヤホンを使用しているか、
ヘッドホンを使用しているか、
検査者が言語聴覚士なのか、
看護師なのか、
それ以外なのか、
確認してみてください。
正確な聴力検査はとても難しく、
それがでできることを目指し言語聴覚士とコツコツ努力しております。
ご質問があればご相談ください。
参考:
・D-35…ピアノやステレオなどから流れる曲がよく聞こえ、TVや一般的な会話もかなり聞こえるレベル
・D-40…ピアノやステレオなどから流れる曲がはっきり分かり、TVや一般的な会話が小さく聞こえるレベル
・D-45…ピアノやステレオなどの大きい音がかなり聞こえるが、TVや一般的な会話はかすかに聞こえるレベル -
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