-
記事詳細
小児の睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
小児の睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に一時的に呼吸が止まる病気です。
これは、成人だけでなく、子どもにも起こることがあります。
小児のSASは、特に2歳から5歳の間に多く見られますが、すべての年齢の子どもに発症する可能性があります。
リスク要因
小児のSASのリスク要因としては、以下が考えられます。- 肥満: 肥満は、小児においてもSASのリスクを高めます。肥満の子どもは、そうでない子どもに比べてSASを発症する可能性が2~3倍高いとされています。
- アレルギーや鼻づまり: 慢性的な鼻づまりやアレルギーも、SASのリスクを高める要因です。
- 家族歴: 家族にSASを持つ人がいる場合、その子どももリスクが高くなります。
SASの影響
小児のSASは、日中の眠気や集中力の低下、行動の変化などを引き起こすことがあります。
また、長期にわたる場合、心臓や血圧に影響を与えることもあります。
SASが疑われる場合、早期に適切な治療を行うことで、これらのリスクを軽減することができます。
親へのアドバイス
もしお子さんがいびきをかく、夜間に息苦しそうにしている、日中に眠そうにしている場合は、SASの可能性を考慮する必要があります。
お子さんの健康を守るためにも、早めに医師に相談し、適切な検査を受けることをお勧めします。
参考文献:
Young, T., et al. (2002). "Epidemiology of Obstructive Sleep Apnea: A Population Health Perspective." American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine, 165(9), 1217-1239. -
- 病気について
- 嗅覚障害と味覚障害
- 聴覚障害:聴こえが悪い
- 耳鳴り
- 吃音について
- アレルギー性鼻炎・花粉症
- いびき・睡眠時無呼吸
- 嚥下障害:むせやすい、体重が減った、肺炎を繰り返す
- 鼻副鼻腔炎:ちくのう症
- 求人情報
- 中耳炎
- 咽頭扁桃炎:熱とのどの痛み
- 耳そうじ・耳あか
- デジスマ診療アプリによる予約や問診について
- オンライン診療について
- めまい、乗り物酔い
- 発音の遅れや言葉の理解が難しいといった悩みを抱えるお子さんへ
- 音声障害:声がかすれた、声が出ない
- 冬季の呼吸器感染症
- 新型コロナウイルス感染症対策
- 予防接種
- 医療費助成
- おたふくかぜ
- 薬の飲み合わせ:抗生物質の飲ませ方
- 個人情報の保護について
- 病院設備
- 当院従業員に対する妊娠・出産・復職時における支援について
- その他
専門診療について
診療時間
月 火 水 木 金 土 9:00-12:30 ○ ○ × ○ ○ ○ 14:30-19:00 △ △ △ △ △ □ ※受付は18時までです。日曜・祝日は休診日です。水曜は午後のみ。
※△:一般診療は18時30分まで。言語聴覚療法は19時まで。
※□:14:00~17:00
医療法人はかたみち
はかたみち耳鼻咽喉科
〒830-0003
福岡県久留米市東櫛原町450-1
TEL:0942-38-0801 / 090-8406-3387