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難聴と収入の関係:補聴器でリスクを軽減しましょう
今回は、聴覚に関する健康維持が皆さまの生活や仕事にどのような影響を与えるかについて調べた論文について紹介します。2007年に発表された論文によると、聴覚障害のある方は、その重度に応じて収入が低くなる傾向があることがわかっています。しかし、補聴器を使用することで、このリスクを大幅に軽減することができるとされています。
聴覚障害と収入の関係
この論文によると、軽度の聴覚障害であっても、適切に対応しないと年間の収入が減少する可能性があります。そして、聴覚障害が重度になるほど、その影響は大きくなります。例えば、重度の聴覚障害を持つ方は、補聴器を使用していない場合、年間最大で183万円の収入減が見込まれるケースもあるのです。
補聴器の効果
補聴器は、音をクリアにし、コミュニケーションをスムーズにするだけでなく、生活の質(QOL)を向上させ、仕事や社会でのパフォーマンスにも良い影響を与えます。補聴器を使用することで、難聴が収入に与える影響を半分以下に抑えられることがわかっており、聴覚障害のある方の経済的なリスクを軽減する力があります。
参考文献:
Kochkin, S. "The Impact of Untreated Hearing Loss on Household Income," Better Hearing Institute, 2007)
当院からのサポート
当院では、聴力検査を通じてお一人おひとりの聴覚の状態を把握し、最適な補聴器の選定をサポートいたします。「最近、会話が聞き取りにくくなった」「仕事で聞き間違いが増えた」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。補聴器が必要かどうか、どのような機能があると効果的かなど、専門スタッフが丁寧にご案内いたします。
聴覚は、健康で充実した毎日を送るための大切な要素です。聴こえに不安がある方、または家族の方々も、お気軽に当院までお越しください。
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