通信販売の広告を見ていると、
「集音器」と「補聴器」と表示したものがみられます。
「補聴器」は医療機器としての承認を得たもので、
「集音器」や「助聴器」は得ていないものになります。
「補聴器」が医療機器の承認を得るためには、様々なデータを提出するなど大変な作業が必要ですが、
「集音器」や「助聴器」の場合はそれをせず、
「音響機器」として販売しています。
そのため「集音器」や「助聴器」の中には
性能や安全性に問題があるものもあります。
(年々補聴器に関する相談件数が増えてきており、国民生活センターの報告をご確認ください)
また、
補聴器は原則としてその人の聴力に合わせた調整が必要ですが、
通信販売されている補聴器や集音器は聴力に合わせた調整を前提にしておらず、
そのほとんどが軽度難聴用で、
効果は購入後に使ってみて自分で判断するしかありません。
そのため、これらの商品を購入して使ってみたものの効果が得られず、
そのことで「補聴器はダメだ」、「役に立たない」と判断されてしまうことが心配です。
それは正しい評価とは言えないものだからです。
ご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。
(参考資料;関谷芳正、「2018年版 よくわかる補聴器選び」)
当院の補聴器診療HP(ここをクリック)