補聴器は種々の方法を選択し調整されています。
調整された補聴器が難聴者に有効であるかどうかを評価するための方法が
補聴器適合検査です。
日本聴覚医学会では、福祉医療委員会を中心に補聴器適合検査法の指針作成を検討してきました。
その結果、現在実施されている補聴器適合評価のための検査方法の中から、比較的評価が定まっており、かつ医療現場で実施可能な検査方法を選択し、
その実施方法と評価方法について
「補聴器適合検査の指針(2010)」としてとりまとめられております。
以下の8つの検査方法について上記指針の中に記載されております。
①語音明瞭度曲線または語音明瞭度の測定
②環境騒音の許容を指標とした適合評価
③実耳挿入利得の測定(鼓膜面音圧の測定)
④挿入形イヤホンを用いた音圧レベル(SPL)での聴覚閾値・不快レベルの測定
⑤音場での補聴器装用閾値の測定(ファンクショナルゲインの測定)
⑥補聴器特性図とオージオグラムを用いた利得・装用閾値の算出
⑦雑音を負荷したときの語音明瞭度の測定⑧質問紙による適合評価
上記の8検査方法を適宜組み合わせて行い、補聴器の適合状態を判定します。
はかたみち耳鼻咽喉科では、上記検査が実施可能です。
【参考資料:補聴器適合検査の指針(2010)(Audiology Japan 53, 2010)】
当院の補聴器診療HP(ここをクリック)