病気について
聴覚障害:聴こえが悪い
お持ちの補聴器の効果に不満を感じたらご相談ください。
Japan Trak 2018という補聴器工業会の調査によると、
日本の補聴器の全体的満足度は38%と報告され、
スイス84%やフランス80%などヨーロッパ各国の満足度に比べて明らかに低いことが知られています1,2)。
また、Japan Trak 2018の中で、
現在所有している補聴器の満足度に影響を与える因子として、
音質/信号処理(音の豊かさ又は忠実な再現、トーンと音の明瞭さ、自然な音、大きな音に対する快適さ)が最も重要な因子であると報告されています1)。
また、
上野先生ら(Audiology Japan, 2018)は、
持参補聴器の適合不十分の原因を、
(1)調整の不適、
(2)器種選択の誤り、
(3)故障
に分類し、
原因の約6割が「(2)器種選択の誤り」で、
器種選択が適切にもかかわらず適合不十分であった例は、
ほぼ全てが「不適切な調整による適合不十分」であり、
そのほとんどが「利得・出力不足」であったと報告しています3)。
当院では、
補聴器適合判定医・補聴器相談医である院長、
言語聴覚士、
認定補聴器技能者が協力した補聴器診療を行っております。
補聴器適合検査機器や
聴力検査室を設けており、
他施設で効果不十分であった補聴器の調整も可能です。
今使われている補聴器効果に満足できないときは、
どうぞお気軽にご相談ください。
(参考資料)
1) JapanTrak 2018 調査報告
2) EuroTrak Italy2018
3) 上野真史ら.Audiology Japan 61, 216~221, 2018
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