
吃音には以下のような特徴的な症状があります:
繰り返し
言葉の最初の音や音節を繰り返すことです。例えば、「たたたたべる」というように、同じ音を何度も言ってしまうことがあります。
引き伸ばし
ある音を不自然に長く発音することです。例えば、「たーーーべる」というように、言葉の最初の音を引き伸ばしてしまいます。
ブロック
言葉が途中で止まってしまう、または言いたい言葉が出てこないことです。「たべ……る」というように、途中で止まってしまうことが特徴です。
吃音の診断は、上記の特徴的な症状がどの程度見られるかによって行われます。症状の頻度が増えたり、強く現れる場合には「吃音症」と診断されることがあります。
特に幼児期には、吃音の症状が出たり出なかったりすることがあります。このため、1回の診察ではなく、一定期間の経過を見ながら診断することが重要です。また、吃音が見られた場合、焦らずにお子さんの様子を観察することが大切です。
幼児の吃音は、珍しいことではありません。お子さんが成長する過程で自然に改善することが多く、症状が一時的に現れるだけで終わる場合もあります。ただし、吃音が長引いたり、日常生活に影響を与えるような場合は、早めにご相談ください。
このように吃音の症状は様々ですが、適切なサポートを行うことで、多くのお子さんがスムーズな発話を取り戻すことが期待できます。
今回の情報は、2021年に発表された「幼児吃音臨床ガイドライン(第1版)」に基づいています。詳しい情報を知りたい方は、下記の文献をご参照ください。
お子さんの言葉の発達について心配な点があれば、ぜひ当院までご相談ください。
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