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当院について
耳鼻咽喉科領域の病気や機能障害で困る方の力になれるように、
言語聴覚士と協働し、地域の皆様の健康をサポートいたします。私は生後8週間より保育施設に通っており、たくさん病気をし、病院に行くことが多かったようです。小さい頃から病院の先生に多く出会い、助けてもらってきたことは、私が医師を志すきっかけとなりました。
自分が助けられてきたように、患者さんを助けることができる耳鼻咽喉科クリニックにしたいと思っております。お気軽にご相談ください。わかりやすく質の高い医療の提供
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目に見えにくい症状を、できるだけ画像を用いて
説明し、納得のいく医療を提供します。検査や治療方針を考える時に私が大事にしていることは、自分や自分の家族に受けさせたいものであり、納得のできる診療です。
当院では検査結果を写真や動画で確認し、過去の所見や正常所見と比較できるファイリングシステムを導入しております。
ご自身の病気を目で見てもらって、症状の原因を少しでも理解してもらうことに重点を置いております。 -
夜間診療
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平日は夜20時まで、土は夕方17時までの診療で、お仕事をされている方も来院しやすいクリニック。
どの仕事も多岐にわたる現代では、定刻に帰宅できる方は少ないのが実情と思われます。そのような働き盛りのお父さんやお母さんが、病気の子供を気兼ねなく受診させることができ、自分の病気も治すことができるクリニックを目指して、平日夜は20時まで、土は17時まで診療しております。
(研究会などで不定期に診療時間変更になることがありますので、来院前には必ず当院ホームページの診療カレンダーをご確認ください。) -
詳しい鼻や耳の画像検査
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3次元の情報が得られるコーンビームCTを設置。
当院では耳鼻咽喉科クリニックとしては珍しく、CTを設置しております。単純レントゲンでは2次元ですが、CTでは3次元の情報を得ることができるため、副鼻腔や中耳内の異常を精密に確認し、治療における安全性と正確性が向上します。撮影時間が短く、また低被爆であり、検査を受ける方に優しい装置です。
CTをとるケースは少なく、ちくのう症(副鼻腔炎)の中でも、A、嗅覚障害の原因診断の場合や、 B、どちらか片方に起きた上顎洞炎(頬の奥の空洞の炎症)の原因診断の場合や、C、鼻骨骨折の確認の場合などにCT検査が必要であると考えられています。
今まではCT撮影のために、総合病院へ受診してもらいCT検査を受けてもらっておりましたが、移動する距離も含めて患者さんに時間的・経済的負担があることから、当院ではコーンビームCTを設置し、自院でCT検査を行っております。 -
5歳からできる、体を徐々に慣らす治療
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アレルゲンを少量ずつ投与して体を慣らし、
症状を和らげる治療法を行っています。アレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から、徐々に量を増やし繰り返し投与することにより、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげる治療法です。根本的な体質改善も期待されますが、副作用が起こることもあります。治療期間は3年~5年です(保険適応です)。
いびき・睡眠時無呼吸症候群の検査と治療
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世界的にも信頼性の高い睡眠評価装置を導入。
当院では、問診や眠気のアンケート調査の結果、睡眠検査が必要と判断された患者様に、睡眠評価装置ウォッチパットをお渡ししております。
当院で導入しているウォッチパットは世界的にも信頼性が高く、脳波や鼻カニューレを用いずに睡眠/覚醒や無呼吸低呼吸指数などの診断に必要な情報を測定する睡眠評価装置です。
検査終了後は、後日クリニックにて検査結果の説明をさせていただきます。
その後、側臥位枕や減量などの生活習慣の改善指導の必要があるか、専門の検査施設に入院してのポリソムのグラフィー検査(PSG検査)などの検査を受ける必要があるか、手術による治療が必要か、口腔内装置(マウスピース)による治療が必要か、CPAP(持続陽圧呼吸療法)による治療が必要か、睡眠時の気道を確保する鼻腔挿入デバイス(ナステント™)による効果が期待できるかどうかを判断します。
ご質問がありましたら、お気軽にご相談ください。 -
3職種が協力した補聴器診療
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聞こえる力を改善させるため、3職種が協力した補聴器診療を行っています。
当院では、聞こえないことに困り、聞こえる力を改善させたいと希望する本人・家族・医療スタッフの力になりたいと考え、耳鼻咽喉科医師・言語聴覚士・認定補聴器技能者による補聴器診療を行っております。まずは、①問診、②鼓膜の診察など耳鼻咽喉科一般検査、③聴力検査や語音明瞭度検査などの検査を行い、結果説明や治療方針説明を行います。その中で補聴器による聴覚リハビリの適応があり、希望がある方に対して、補聴器による聴覚リハビリテーションを行っております。補聴器の効果確認は防音性能の高い大型聴力検査室で行うことが大事であり、当院には防音性能の高い大型聴力検査室があり、車いすでの検査や調整も可能です*。上記は保険診療で行います。補聴器については2,3か月の無料貸出期間があり、自宅や学校や職場などで装用し効果を実感した上で希望する補聴器を認定補聴器技能者の方から購入していただけます。側頭骨CTやMRIなど精密検査の必要性や手術療法の適応がある場合は、実施可能な総合病院へ紹介しております。(※予約制となります。ご希望の方は電話0942-38-0801、または090-3418-8733でご相談ください。
耳鳴り診療
※院長と当院言語聴覚士と認定補聴器技能者が協力して対応(完全予約制)
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耳鳴によるストレスや緊張を和らげる効果等が期待される治療を行っています。
当院では、耳鳴りに困り、日常生活に支障が出ている方の苦痛を減らし、力になりたいと考え、耳鼻咽喉科医師・言語聴覚士・認定補聴器技能者による耳鳴り診療を行っております。まずは、①問診(THI)、②鼓膜の診察など耳鼻咽喉科一般検査、③聴力検査や耳鳴り検査、④心理検査(SDS、STAI)など検査を行い、治療方針の説明を行います。その後、治療の適応があり希望がある方に対して、④適応がある方に薬物療法、⑤音響療法(耳鳴りを消失させるのが目的でなく順応が起きることで耳鳴に対する苦痛を軽減させる治療法である「TRT」、適応があり希望される方に対して補聴器から音を入力することにより中枢の過活動を制御する効果や補聴器を通して背景雑音が入ることにより耳鳴のコントラストを少なくする効果があるとされる「補聴器による音響療法」)、を行っております。音響療法の効果は、一部もしくは完全なマスキングによる効果、耳鳴りとコントラストを少なくすることによる順応の効果、耳鳴によるストレスや緊張を和らげる効果、耳鳴への注意をそらす効果、リラックス効果、耳鳴に関連する大脳皮質の再構築と活性化などが期待される治療です。上記は保険診療で行います。補聴器については2,3か月の無料貸出期間があり、自宅や学校や職場などで装用し効果を実感した上で希望する補聴器を認定補聴器技能者の方から購入していただけます。頭部MRI検査が必要な場合や、うつ病を伴う場合や不安や不眠が強く専門的な精神療法が必要な場合は、総合病院や心療内科へ紹介しております。
言語聴覚士による幼児聴覚評価
※専門の非常勤言語聴覚士・当院言語聴覚士が担当(完全予約制)
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大学病院や総合病院と連携した対応も行っています。
当院では、難聴や言葉の遅れの早期発見・早期治療につなげるために、専門の非常勤言語聴覚士や当院言語聴覚士による評価を行っております。上記検査の他、ティンパノメトリーやDPOAE検査や乳幼児発達検査なども行っております。新たに聴力障害が疑われた場合は、他覚的聴力検査(ABRまたはASSR)が実施可能な大学病院や総合病院に紹介するだけでなく、久留米聴覚特別支援学校へ紹介させていただき、聴覚障害に対して連携して対応することに重点を置いて診療しております。また、新たに発達障害が疑われた場合は、大学病院小児科や総合病院や子ども未来部幼児教育研究所などの専門機関へ紹介させていただきます。上記は保険診療で行います。
言葉の相談・訓練
※専門の非常勤言語聴覚士・当院言語聴覚士が担当(完全予約制)
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聴覚・言語・音声・嚥下において障害を持つ方へリハビリテーションなどのサポートを。
当院では、言葉の遅れや発音の不明瞭さや吃音の症状で困る本人・家族・支える先生方の力になるために、専門の非常勤言語聴覚士や当院言語聴覚士による、言葉の相談・訓練を行っております。事前に当院言語聴覚士による評価が必要となります。なお当院では幼児の吃音症と診断された症例の中で適応があり、希望がある方に対して、オーストラリアで開発された行動療法に基づく幼児の吃音治療プログラムであるリッカムプログラムの講習を受けた言語聴覚士による訓練も行っております(発吃頻度をゼロにすることを保証するものではないことをご理解ください)。また、新たに発達障害が疑われた場合は、大学病院や総合病院や子ども未来部幼児教育研究所などの専門機関へ紹介させていただきます。上記は保険診療で行います。
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吃音診療
※専門の非常勤医師が担当(完全予約制)
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吃音の正しい情報、リスク対策を伝えること等に
重点を置いて診療を行っています。当院では、吃音症で困る本人・家族・支える先生方の力になり、高い自己肯定感を持って生活することを応援するために、吃音症を専門とする耳鼻咽喉科医師の先生による吃音診療を行っております。事前に当院言語聴覚士による評価が必要になります。本人や保護者に吃音の正しい情報を知ってもらうこと、吃音で生じるリスク対策を伝えること、吃音を個人の問題で済ませるのではなく聞き手側に合理的配慮を行ってもらうこと、に重点を置いて診療していただいております(発吃頻度をゼロにすることを保証するものではないことをご理解ください)。上記は保険診療で行います。
嚥下障害の診療
※院長と看護士と言語聴覚士が担当(完全予約制)
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上手く食べられない、飲み込めない状態の
治療のエキスパートとして。私は嚥下障害の患者さんを助けたいという気持ちから、嚥下障害について学び、診療を行ってまいりました。その経験を活かし、のみこみの問題(嚥下障害:食事の時のむせ、食べ物がのどにひっかかる、食事に時間がかかる、食べる量や体重が減ってきた、痰や熱が続くなどの呼吸器症状など)で困り、希望する食事が食べたい・少しでも改善したい・これ以上悪化させたくないと考えている本人・家族・支える医療スタッフの力になりたいと考え、耳鼻咽喉科医師・看護師・言語聴覚士による嚥下障害診療を行っております。事前に問診や主治医からの紹介状が必要となります。実施内容は、①院内での嚥下内視鏡検査を含む嚥下機能評価、②来院できる軽度から中等度の嚥下障害の方へのリハビリ、③移送や移乗が困難な方やベッド上安静が必要で往診での対応が必要な方への往診での嚥下内視鏡検査を含む嚥下機能評価、となります。嚥下造影検査が必要な場合は、大学病院や古賀病院21や聖マリア病院や福大筑紫病院や福岡山王病院など総合病院耳鼻咽喉科に評価を依頼しております。上記は保険診療で行います。
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嚥下訓練
※専門の非常勤言語聴覚士と当院言語聴覚士が担当(完全予約制)
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ジェントルスティムを嚥下訓練に導入しております。
当院では、飲み込みの問題(嚥下障害:食事の時のむせ、食べ物がのどにひっかかる、食事に時間がかかる、食べる量や体重が減ってきた、痰や熱が続くなどの呼吸器症状など)で困り、希望する食事が食べたい・少しでも改善したい・これ以上悪化させたくないと考えている本人・家族・支える医療スタッフの力になるため、専門の言語聴覚士と当院言語聴覚士による嚥下訓練を行っております。当院に来院でき、院長の診察後に嚥下訓練の適応があり希望のある方に対して、訓練にあたります。上記は保険診療で行います。また、嚥下リハビリテーションの分野で感覚刺激療法として徐々に注目され少しずつ効果が報告されているジェントルスティムを2016年より導入し嚥下訓練に利用しております。
院内・設備紹介
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私たちの取り組み(社会貢献活動について)
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学校医として
下記中学校・高校に訪問し、健康診断等で診察を行っています。久留米市立高牟礼中学校、久留米市立良山中学校、久留米市立諏訪中学校、久留米市立南筑高等学校
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研修の受け入れ
専門学校共生館国際福祉医療カレッジからの医療事務希望学生の研修の受け入れを行っています。
講演活動・学会活動
2013年 6月12日 佐賀県鹿島市の生涯学習センターエイブルで、「嚥下障害のスクリーニング—危険予知とリスク評価」について講演 10月30日 久留米の水曜会で、「高齢化社会で増加する嚥下障害の危険予知とリスク評価」について講演 2014年 1月26日 大善寺幼稚園で、「中耳炎へのQ&A」について講演 12月17日 サノフィ・アベンティス(株)久留米ステーションで、「嚥下障害」について講演 2015年 5月26日 KICK研究会で、「耳鼻咽喉科医からみた嚥下障害診療」について講演 7月12日 「嚥下機能の基礎知識と食形態の実践」セミナー in 久留米で、「耳鼻咽喉科医から見た嚥下障害診療」について講演 2016年 3月13日 「第3回嚥下講習会」で、「問診~簡易検査」について講演 2018年 8月 第5回嚥下講習会で講師 12月 当院非常勤医師、言語聴覚士による吃音セミナー共同開催@古賀病院 2019年 3月 第42回日本嚥下医学会で発表 3月 新田清一先生による補聴器セミナー共同開催@古賀病院 11月 第64回日本聴覚医学会で発表 講義
2015年~2019年 一般社団法人久留米医師会看護専門学校で、「耳鼻咽喉科」の講義 -
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診療時間
月 火 水 木 金 土 9:00-12:30 ○ ○ × ○ ○ ○ 14:30-20:00 ○ △ ○ △ △ □ ※受付は19時30分までです。日曜・祝日は休診日です。水曜は午後のみ。
※△:一般診療は18時まで。言語訓練は20時まで。
※□:14:00~17:00医療法人はかたみち
はかたみち耳鼻咽喉科
〒830-0003
福岡県久留米市東櫛原町450-1
TEL:0942-38-0801 / 090-1343-3387