難聴・補聴器・耳鳴の相談|はかたみち耳鼻咽喉科|福岡県久留米市の耳鼻科・耳鼻咽喉科

難聴・補聴器・耳鳴の相談 HEARINGHEARING

難聴・補聴器・耳鳴の相談

院長挨拶~「治らない」と諦めていた耳鳴り・難聴でお悩みの方へ~

はかたみち耳鼻咽喉科 院長の宮地英彰です。当院では、耳鼻咽喉科専門医・補聴器適合判定医師・補聴器相談医としての専門的知見を活かし、難聴や耳鳴りの診療に力を入れています。 「キーン」「ジー」といった不快な耳鳴りや、言葉が聞き取りにくいといった難聴の症状は、患者さんの生活の質(QOL)を大きく低下させます。他院で「年のせいだから治らない」と言われ、一人で悩みを抱え込んでいる方も少なくありません。 当院では、医師だけでなく、言葉と聞こえのリハビリの専門家である「言語聴覚士」や、補聴器調整のプロフェッショナルである「認定補聴器技能者」と緊密に連携したチーム医療を行っています。一人ひとりの患者さんにじっくりと向き合い、最適な聞こえのサポートと耳鳴り改善のお手伝いをさせていただきます。

なぜ「耳鳴り」が起こるのか? ~耳鳴りは「耳」ではなく「脳」の現象~

耳鳴りは耳そのものの病気と思われがちですが、実は**「脳」で起きている現象であることが最近の研究でわかっています。加齢やストレス、あるいは健康診断では見逃されやすい微細な聴力低下(隠れ難聴)により、耳から脳へ届く音の信号が減ってしまうことがあります。すると、脳は不足した音の情報を補おうと、感度(ボリューム)を過剰に引き上げてしまいます。この脳が過剰に興奮して作り出したノイズこそが、耳鳴りの正体**なのです。

当院の耳鳴り・難聴治療の特徴(チーム医療のアプローチ)

当院では、日本聴覚医学会の「耳鳴診療ガイドライン」に基づき、科学的根拠(エビデンス)のある治療を提供しています。

1. 正しい理解で不安を取り除く「教育的カウンセリング」

耳鳴りを「危険な音」だと感じて不安やストレスを抱えると、脳がさらにその音に注意を向けてしまい、より一層苦痛が増すという「悪循環」に陥ってしまいます。当院では、詳しい検査結果をもとに、なぜ耳鳴りが鳴っているのかを丁寧に説明し、不安を取り除くカウンセリングに十分な時間をかけています。

2. 言語聴覚士・認定補聴器技能者と連携した「補聴器による音響療法」

難聴を伴う耳鳴りに対しては、「補聴器」を用いた治療がガイドラインでも強く推奨されています。 当院では、補聴器を単なる「聞こえを良くする道具」としてではなく、**「脳の過剰な興奮を鎮める耳鳴り治療器」**として活用しています。周囲の豊かな音を脳に届けることで、脳が無理にボリュームを上げる必要がなくなり、結果として耳鳴りの悪循環を断ち切る効果が期待できます。 補聴器の調整(フィッティング)は、医師の診断のもと、言語聴覚士と認定補聴器技能者が協力して行います。最初はうるさく感じる音も、頻回な調整とカウンセリングを重ねることで、脳が徐々に慣れていくようにきめ細かくサポートします。

3. 自分でできる対処法「環境音療法」

夜、静かになると耳鳴りが際立って大きく聞こえることはありませんか? 静寂は脳の感度をさらに高めてしまうため逆効果です。 就寝時などに川のせせらぎや雨の音などの自然環境音を流し、耳鳴りを「完全には消さず、かすかに聞こえる程度」の音量に設定する「部分遮蔽」という方法を指導しています。これも言語聴覚士が具体的な音源や再生環境(スピーカーの位置など)を具体的にアドバイスし、脳をリラックスさせる環境づくりをお手伝いします。

私たちの目指すゴールは「気にならない状態(順応)」です

私たちの治療のゴールは、耳鳴りの音を完全にゼロにすることではありません。冷蔵庫やエアコンの音のように、**「鳴っていても気にならない状態(順応)」**へと脳を導いていくことです。 「耳鳴りは必ず慣れていける症状」です。焦らず、私たち専門スタッフと一緒にゆっくり取り組んでいきましょう。

受診の流れ・ご予約について

当院では、耳鳴りや難聴の患者様に対して、詳しい検査と丁寧なご説明(カウンセリング)を行っているため、初診時は1時間半ほどお時間をいただいております。ご来院の際は、必ずお電話でのご予約をお願いいたします。 ☎ 予約専用ダイヤル:090-1343-3387 (または 0942-38-0801) ※耳鳴りのために夜眠れない、イライラするなどの症状が強い場合は、適切な心と体のケアのために心療内科と連携して治療を進めることもございます。

監修医情報

医師 宮地英彰

耳鼻咽喉科医として24年目(2026年現在)。勤務医として診療にあたるなかで、言語聴覚士とともに進める診療にやりがいと可能性を見出し、言語聴覚士との協働を理念に掲げて当院を開院しました。開院から14年目を迎えます。一般的な耳鼻咽喉科診療に加え、補聴器・耳鳴り・難聴、吃音・構音障害、嚥下障害など、耳鼻咽喉科領域の機能障害の診療に力を注いでいます。