中耳炎・副鼻腔炎|はかたみち耳鼻咽喉科|福岡県久留米市の耳鼻科・耳鼻咽喉科

中耳炎・副鼻腔炎 INFECTIONINFECTION

目で見て納得できる「見える」診療と精密検査

鼓膜所見の写真撮影による分かりやすい経過確認

当院では、中耳炎の診療において鼓膜の写真を撮影し、モニターを通じて患者様やご家族に直接ご覧いただいております。言葉だけでは伝わりにくい鼓膜の腫れや液の溜まり具合を「見える化」することで、治療によってどのように改善しているかを実感していただき、安心して通院を続けていただけます。

生活環境に潜む悪化要因(集団保育・喫煙)へのアドバイス

お子様の中耳炎が長引いたり繰り返したりする背景には、集団保育での頻繁な風邪の罹患や、ご家庭での受動喫煙などが悪化・遷延の危険因子として潜んでいることが少なくありません。当院では、お薬の処方だけでなく、これらの生活環境におけるリスク要因についても丁寧にご説明し、ご家庭でできる対策を一緒に考えていきます。

聴力検査とコーンビームCTによる副鼻腔の精密検査

中耳炎による難聴の程度を正確に評価するため、年齢や症状に応じた聴力検査を実施しています。また、副鼻腔炎(蓄膿症)の診断においては、一般的な副鼻腔レントゲン検査に加え、鼻副鼻腔コーンビームCTを導入しています。CT検査により、従来のレントゲンでは分かりにくかった副鼻腔の奥深くの病変や構造を立体的に精密検査することが可能となり、より的確な診断に繋げています。

専門医による的確な治療と痛みの少ない外科的アプローチ

ガイドラインに基づいた抗生剤の適正投与

急性中耳炎や急性細菌性副鼻腔炎に対しては、原因菌にしっかり効く抗生剤を適切に使用することが重要です。一方で、ウイルス性の風邪や長引く滲出性中耳炎に対して不要な抗生剤を漫然と使用することは、お腹の調子を崩すだけでなく、お薬の効かない「耐性菌」を生み出す原因にもなります。当院では、各種診療ガイドラインに基づき、本当に必要な時にのみ効果的なお薬を処方する「抗生剤の適正投与」を徹底しています。

長引く中耳炎に対する鼓膜切開と鼓膜チューブ留置術

お薬などの保存的治療を数ヶ月続けても改善しない難治性の中耳炎(小児の長引く滲出性中耳炎など)に対しては、鼓膜切開術や鼓膜換気チューブ留置術を行っております。鼓膜切開によって速やかに溜まった液を排出し、極小のチューブを鼓膜に留置することで中耳の換気を保ちます。これにより、難聴の改善や中耳炎の再発予防、さらには将来の鼓膜の癒着などの後遺症を防ぐ効果が期待できます。

鼻副鼻腔疾患とアレルギー性鼻炎の総合的な同時治療

副鼻腔炎は、アレルギー性鼻炎を合併していると鼻の粘膜の腫れが引きにくく、症状が悪化しやすくなることが知られています。当院では、副鼻腔炎に対するマクロライド少量長期療法などの治療に加え、アレルギー性鼻炎が同時に存在する場合は並行して治療を行います。鼻全体の炎症を総合的にコントロールすることで、鼻づまりや不快な鼻水・後鼻漏を改善し、快適な生活を取り戻すお手伝いをいたします。

監修医情報

医師 宮地英彰

耳鼻咽喉科医として24年目(2026年現在)。勤務医として診療にあたるなかで、言語聴覚士とともに進める診療にやりがいと可能性を見出し、言語聴覚士との協働を理念に掲げて当院を開院しました。開院から14年目を迎えます。一般的な耳鼻咽喉科診療に加え、補聴器・耳鳴り・難聴、吃音・構音障害、嚥下障害など、耳鼻咽喉科領域の機能障害の診療に力を注いでいます。