サイズがまったく違うのに、
人間に似た声を出せる九官鳥。

(写真は、久留米市鳥類センターのキューちゃんです)
どうやって声を出しているのか?
ちょっと興味があって調べてみました。
すると、驚きの結果でした。
なぜなら、「九官鳥の喉の部分には、人間の声帯(音を作る部分)の様なものはなかった!」からです。

その代わりに、「鳴管」と呼ばれる振動する部分が、左右の気管支に分かれるところにあり、
ここが振動するそうです。
つまり、「人間では気管の上ののどのところに音を作る部分(音源)がある」のですが、
「九官鳥ではのどではなく、気管の下のところに音源がある」そうです!
また、九官鳥では「鳴管」からくちばしまでの長さが、
こどもの声道(声をかたちづくる通路)の長さと同じで、
声の特徴(共鳴周波数の帯域)が同じだそうです。
さらに人間の音声のイントネーションやリズムもまねるので、
まるで人間の声のように聴こえるそうです。
いやー、おもしろいですね〜。
参考:音のなんでも小辞典 脳が音を聴くしくみから超音波顕微鏡まで 日本音響学会 編(ブルーバックス)