はじめに
睡眠中に「いびき」があるのは、よくあることかもしれません。しかし、特に60歳以上の方では、いびきが睡眠時無呼吸症候群(OSA)のサインである可能性があります。OSAは、寝ている間に呼吸が何度も止まる病気で、放っておくと心臓病や脳卒中のリスクが高まります。
睡眠時無呼吸症候群のリスクと影響
OSAは、年齢とともに発生リスクが増加し、特に男性や肥満、いびきを伴う方に多く見られます。この病気は、夜間の酸素不足を引き起こし、昼間の眠気や集中力の低下を招くだけでなく、長期的には心臓や血管への負担を増大させます。
CPAP療法と効果
持続陽圧呼吸療法(CPAP)は、OSAの治療として最も効果的です。特に中年から高齢の男性において、死亡率を低下させることが研究で示されています。CPAPは、空気の圧力で気道を広げ、睡眠中の呼吸を正常に保つ治療法です。60歳以上でいびきがある方は、無呼吸症候群が潜んでいるかもしれません。

いびきとOSAの関係
「いびき」は、気道が狭くなり、空気の流れがスムーズでない状態を表しています。これは、OSAの初期症状かもしれません。特に「いびきが大きい」「息が止まっている」と指摘されたことがある方は、無呼吸症候群の検査を受けることを強くお勧めします。
当クリニックでの検査について
当クリニックでは、無呼吸症候群の検査を行っています。検査は簡単で、自宅でできるスクリーニング検査に対応しています。早期に発見し、適切な治療を受けることで、健康リスクを大幅に減らすことができます。
お問い合わせ
気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。
(参考資料:P. Jennum et al. "All-cause mortality from obstructive sleep apnea in male and female patients with and without continuous positive airway pressure treatment: a registry study with 10 years of follow-up." Nature and Science of Sleep, 7 (2015): 43 – 50. )