日常生活で、会話が聞き取りづらい、騒がしい場所で話がよく聞こえないと感じることはありませんか?そのような場合、「聞き取り困難症(LiD)」や「聴覚情報処理障害(APD)」の可能性があります。
聞き取り困難症(LiD)/APDとは? LiD/APDとは、耳そのものには問題がなく聴力検査も正常な結果が出るにもかかわらず、音や言葉の聞き取りに困難を感じる状態のことです。例えば、雑音の多い場所や複数人での会話、早口の言葉などが聞き取りにくくなることがあります。日本でも多くの方がこのような聞き取りの困難さに悩んでおり、適切な支援を受けることが大切です。

こんな症状があれば、ご相談を
- 会話がよく聞き取れず、何度も聞き返してしまう
- 騒がしい場所で話が聞こえづらい
- 一度に多くの情報を覚えておくことが難しい
- 早口の会話が理解しにくい
これらの症状に心当たりがある方は、当院での検査をお勧めします。早めの相談が、生活の質を向上させる第一歩です。
LiD/APDの診断と検査 当院では、中学生以上などで自分で聞き取り困難の症状がある方のLiD/APDの診断のために、聴力検査や質問紙を用いた自覚症状の評価を行っています。より詳しく調べる必要がある場合は、九州大学病院へ紹介させていただくこともあります。これにより、症状に合わせた適切な支援方法を見つけることができます。
LiD/APDの支援方法 診断がついた場合、以下のような支援が考えられます。
- 環境の調整: 騒音を抑えた静かな環境を整える
- 補聴器やノイズキャンセリング機器の使用: 必要に応じて音を補助する機器を活用します
LiD/APDの診断や支援について、ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。
(参考資料:LiD/APD診断と支援の手引き(2024第一版))