2022年2月25日(金)12:00~13:00 (第1会場)の
第45回日本嚥下医学会総会ランチョンセミナー3(共催:(株)フードケア)を担当させていただき、
「干渉波刺激による嚥下訓練」について講演してきました。
私と干渉波刺激との出会いの説明から、
A、使用前に知っていただきたい事項(咽頭期嚥下について、咽喉頭感覚の延髄への入力と嚥下反射について、咽喉頭感覚の認知と一次体性感覚野への投射について、咽喉頭粘膜の感覚低下について、嚥下反射の惹起遅延について、脳卒中での咳反射の減弱について、咽喉頭感覚や嚥下反射や咳反射低下時の対処方法について、近年登場してきた電気刺激療法について、各国のNMESの活用状況について)
B、干渉波刺激による嚥下訓練について(干渉波刺激装置について、干渉波刺激の効果について(他施設報告と当院報告)、干渉波刺激の副作用について、干渉波刺激装置の適応について、当院での干渉波刺激装置を併用した嚥下訓練の導入方法について、まとめと将来の活用方法について)
を研究論文を基に説明させていただきました。
まとめとして、
「開業耳鼻咽喉科での嚥下障害診療においても、干渉波刺激を併用することで、嚥下障害の病態によっては嚥下障害そのものを改善させ、QOLを上げる可能性があることがわかってきました。ただし嚥下障害への干渉波刺激の導入を考える際は、効果がわかりづらいため、ビデオ嚥下造影検査で喉頭挙上遅延時間(以下LEDT)を計測し、LEDT短縮の即時効果を確認することがお勧めです。」
と締めくくりました。
貴重な機会をいただきました、
日本嚥下医学会学会長の梅﨑俊郎先生、
旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科学講座の片田彰博先生、
運営いただきました国際医療福祉大学/福岡山王病院音声嚥下センターの先生方、九州大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科教室の先生方、安達一雄先生(あだち耳鼻咽喉科)、
共催いただきました(株)フードケアの皆様、
この場を借りて、お礼申し上げます。
カレンダー
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | ||
最新記事
- 第5回はかたみち吃音講演会(2025年12月16日火曜日18時30分から)
- 寒い季節に増える「呼吸器感染症」と気象・都市環境の関係 ― 最新の国際研究からわかったこと ―
- 聴力と認知機能の関係について ― 国際学術誌掲載の最新研究より ―
- インフルエンザ予防接種のご案内 (令和7年10月6日より開始予定)
- ハウスダスト(ダニ)アレルギーについて ~鼻炎や咳・喘息の原因になる身近なアレルゲン~
- 秋に悪化しやすい「ハウスダスト(ダニ)アレルギー」〜鼻づまり・くしゃみ・夜間の息苦しさはハウスダスト(ダニ)アレルギーかもしれません〜
- 血管運動性鼻炎(けっかんうんどうせいびえん)とは?
- イネ科花粉症とは?~春から秋にかけて注意が必要な花粉アレルギー~
- 補聴器の使用が認知症予防につながる可能性について
- 親の喫煙とお子さまの中耳炎について 〜おうちのタバコの煙が、耳の健康に影響しているかもしれません〜
カテゴリ
- 「カスタマーハラスメント防止に関する当院の取り組み」
- いびき・睡眠時無呼吸
- おたふくかぜ
- その他
- めまい、乗り物酔い
- アレルギー性鼻炎・花粉症
- オンライン診療について
- デジスマ診療アプリによる予約や問診について
- 中耳炎
- 予防接種
- 個人情報の保護について
- 冬季の呼吸器感染症
- 医療費助成
- 吃音について
- 咽頭扁桃炎:熱とのどの痛み
- 嗅覚障害と味覚障害
- 嚥下障害:むせやすい、体重が減った、肺炎を繰り返す
- 当院従業員に対する妊娠・出産・復職時における支援について
- 新型コロナウイルス感染症対策
- 求人情報
- 病院設備
- 発音の遅れや言葉の理解が難しいといった悩みを抱えるお子さんへ
- 耳そうじ・耳あか
- 耳鳴り
- 聴覚障害:聴こえが悪い
- 薬の飲み合わせ:抗生物質の飲ませ方
- 音声障害:声がかすれた、声が出ない
- 鼻副鼻腔炎:ちくのう症