<以下3点について、令和4年第4回久留米市議会定例会で早田耕一郎議員に発言してもらいました。>
①軽度・中等度難聴児の早期発見について
軽度難聴とは25~40dB未満、中等度難聴は40~70dB未満の難聴のことを指します。
難聴児の早期発見については、重度難聴であれば就学前に明らかになっている場合がほとんどですが、軽度・中等度難聴については、それまでに発見されないケースも少なくありません。
中等度難聴では通常の会話にも支障が生じますし、軽度難聴でも小さい声を聞き取ることや、周りがうるさい環境で言葉を聞き取ることに支障が生じます。
軽度・中等度難聴は放置すればコミュニケーションや学習に支障をきたす場合も多く、いじめにつながっていく例も散見されます。そのため、早期発見と支援が重要です。
現状での久留米市における学齢期前、学齢期の子供についての早期発見に向けた取り組みを確認していただきました。
②学校検診に言語聴覚士を配置することが言語異常や音声異常を発見する点において非常に有用であることについて
そのため言語聴覚士を含めた学校検診方法の充実とフォローアップ体制を確立することが望まれています。
学校医によっては言語聴覚士を帯同させた検診を実施しているようですが、学校医によってまちまちな体制ではなく、全ての学校検診において、言語聴覚士を配置することを検討してもらいたいという要望を出していただきました。
③軽度・中等度難聴児を発見した後の支援体制の充実について
現在軽度・中等度難聴児については、補聴器の装用が極めて有用であり、補聴器の購入については多くの自治体で助成対象となっており、久留米市でも助成対象にしていただいております。
ただ、補聴器は精密機器であり、子どもは様々な場面で活発に動くため、成人が着用する場合に比べても、大幅に故障が頻発します。
この故障による修理については現状、助成の対象外であり、難聴児をもつ家庭において負担感が大きくなっています。
近隣自治体でも佐賀市が補聴器の故障等についても助成対象としています。
久留米市でも故障等による修理を助成対象と出来ないでしょうか?
近隣で実施している佐賀市では補聴器の購入と修理への助成として予算を確保していると聞いています。
人口比で考えれば、久留米市が現状用意している額とさほど変わらない予算額で対応できるのではないかと思われます。
また、助成の趣旨からしても、修理費まで助成対象とすることは趣旨に合致する運用になるのではないかと思いますので、前向きな検討をよろしくお願いいたしますと要望を出していただきました。
更に、「久留米市は医療都市ですから、医療的サポートにあたる本事例についても、ぜひ県内他都市をリードするような支援の充実を求めたいと思います。」とコメントをいただきました。
(早田耕一郎議員、遅くまで親身になって話を聞いてくれて、ありがとうございました。)