日本では2025年には約700万人が「認知症」になると予想されています。
(参考資料:二宮利治ら。厚生労働科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」平成27年3月)
一方、
「軽度難聴」以上の「難聴」がある人の割合は65歳以上で急増し、
70歳代前半では男性の約5割、女性の約4割、
70歳台後半では男女とも約7割に軽度以上の「難聴」がみられます。
(参考資料:内田育恵ら.「全国高齢難聴者数推計と10年後の年齢別難聴発症率―老化に関する長期縦断疫学研究 (NILS-LSA) .」 日本老年医学会雑誌, 2012.)
そのため、
高齢者において「認知症」と「難聴」の両者が合併する可能性は高く、
現れる症状に類似点も多いため、
鑑別はしばしば困難となります。
また、
認知機能の評価で用いられる検査方法は、
音声による課題が含まれるため、
「難聴」の方は認知機能が実際より低く評価される可能性があります。
(参考資料:認知症検査における難聴高齢者に対する音響整備と聴覚スクリーニング検査に関する調査研究事業(ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社)(平成31年4月))
はかたみち耳鼻咽喉科には
車いすでも検査ができる大きな聴力検査室があります。
常勤言語聴覚士が6名在籍しており、
受け答えができる程度の「認知症」の方であれば、
聴力検査、認知症検査(HDS-R、MMSE)を行うことが可能です。
また、
指示に従える程度の「認知症」の方であれば、
脳波を測定する客観的聴力検査(ASSR)を行うことが可能です。
上記検査にはある程度時間がかかりますので、
ご希望の際には事前に電話(090-3418-8733)で確認をお願いいたします。
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