騒音性難聴(または音響性難聴)とは?|はかたみち耳鼻咽喉科|福岡県久留米市の耳鼻科・耳鼻咽喉科

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騒音性難聴(または音響性難聴)とは?

騒音とは、好ましくない音、望ましくない音すべての総称です。

しかし、好ましい音と思って聞いている音楽についても、大きな音量で聞き続けると、音を伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて難聴を起こします。

WHO(世界保健機関)は、携帯型音楽プレイヤーやスマートフォンで音楽を聴く際の安全でないイヤホン使用により、11億人の10代の若者に難聴を生じるリスクがあると警笛を鳴らしております(参考資料:WHO HP「Make Listening Safe」)。




大きな音を聴き続けることによって生じる難聴を一般的に「騒音性(または音響性)難聴」といいます。騒音性難聴は85デシベル(dB)以上の大きな音を長時間、長期間にわたって聞き続けることが原因で生じます。

具体的にどれくらいの大きな音?、どれくらいの時間聞き続けたら騒音性難聴になるのでしょうか?

下の表は、WHOが定める1日当たりの音圧レベルの許容基準と、目安となる音の種類です(参考資料:一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会「Hear well, Enjoy Life」)。

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音圧レベル(dBSPL)一日当たりの許容基準音の種類
1301秒未満航空機の離陸の音
1253秒
1209秒救急車や消防車のサイレン
11028秒コンサート会場
1054分工事用の重機
10015分ドライヤー
10015分地下鉄車内の騒音
9547分オートバイ
902時間30分芝刈り機
858時間街頭騒音
75リスクなし掃除機
70リスクなし洗濯機、乾燥機
65リスクなしエアコン
60リスクなしイヤホンで適度の音量設定
 
怖がりすぎてはいけませんが、身近な音に騒音性難聴のリスクがあることが分かったと思います。



また、ヘッドホンやイヤホンは耳の中に直接音が入るため、周囲に音漏れするほどの大きな音で聞いていたり、長時間聴き続けたりすると、騒音性(または音響性)難聴のリスクが高まります。

WHOは、ヘッドホンやイヤホンで音楽などを聴くときには、耳の健康を守るために、

1、音量を下げたり、連続して聞かず休憩をはさむ、

2、使用を1日1時間未満に制限する、

3、周囲の騒音を低減する「ノイズキャンセリング機能」のついたヘッドホン・イヤホンを選ぶ

ことを推奨しております(参考資料:WHO HP「Make Listening Safe」厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について」)。



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