【院長コラム】耳かきがやめられない…それ、「かゆみの悪循環」かもしれません!|はかたみち耳鼻咽喉科|福岡県久留米市の耳鼻科・耳鼻咽喉科

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【院長コラム】耳かきがやめられない…それ、「かゆみの悪循環」かもしれません!


皆さんこんにちは。はかたみち耳鼻咽喉科、院長の宮地です。

「毎日耳掃除をしているのに、耳がかゆくてたまらない」というお悩みで来院される患者さんが多くいらっしゃいます。実はそのかゆみ、良かれと思ってやっている「耳かき」そのものが原因かもしれません。今回は、耳かきによる外耳炎と「かゆみの悪循環」についてお話しします。

 

■掻けば掻くほどかゆくなる「イッチ・スクラッチサイクル」
耳の中の皮膚はとてもデリケートです。耳かきや綿棒でゴシゴシと擦ることで皮膚のバリア機能が破壊されると、細胞から炎症を引き起こす物質(サイトカインなど)が放出され、さらに炎症が進んでしまいます これにより、余計にかゆみが強くなってしまうのです。掻くことでバリアが壊れ、さらにかゆみが増す…これを医学用語で「かゆみと掻破の悪循環(イッチ・スクラッチサイクル)」と呼びます

 

■かゆいときはどうすればいい?
では、かゆみを感じたときはどうすればよいのでしょうか。 一番の対策は**「掻かない(触らない)」ことです。しかし、どうしても我慢できないときは、耳の周りを「冷やす」**のが効果的です。冷たい刺激は、神経を介してかゆみを抑える即効性があることがわかっています。保冷剤や冷やしたタオルを耳の周りに当ててみてください。また、深呼吸をしてリラックスするなど、ストレスを減らすこともかゆみを抑えるためには有用です

 

■当院での治療
症状がひどい場合や痛みを伴う場合は、無理をせずにご受診ください。外耳炎になっている場合は、お薬(ステロイド薬など)を使ってしっかりと炎症を抑える必要があります。お薬を塗り、とにかく「触らない」ことが治るための最短の道です。 耳のかゆみでお困りの方は、悪化する前にぜひ一度当院へご相談ください。